所長ブログ

2013年5月31日 金曜日

自転車

自転車事故の増加で最近は自転車のルールについての啓発が
多くなりました。

自転車は車道を走らなければならないだとか
傘を差しながらの走行はダメだとか
音楽プレイヤーのイヤホンを耳に入れながら走ってはいけないなど
最近になって知ったルールも多くありました。

確かに狭い歩道でスピードを上げて走られると危ないですが、
車道を走ったとしても、自転車よりもスピードの速い自動車と
走行するのは危険も多いと思います。

そもそも、自動車やバイクには免許が必要で、教習所などで
交通ルールについて学ぶ機会があるのに、
自転車は小さい子どもから年齢制限なく、免許も不要の乗り物が
自動車やバイクと同じ車道を走るのはなんだか危ないような
気がします。

場所によっては歩道や車道に自転車専用レーンがあるところも
あるそうで、そういったものがあるときちんと歩行者・自動車と
自転車が分かれていて、みんなが安全で安心して通行できると
思います。

自転車は徒歩よりも早く、免許も必要ないし、自動車のように
排気ガスも出ないので環境にも優しい乗り物なので
もっと便利に安全に使えるようになってもよいものだと思います。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月28日 火曜日

オンライン

司法書士の業務では様々な公的書類が必要となり、
役所などで申請や取得しに行くことが多いですが、
こういったものが全部インターネットを介して
どこでもできるようになると便利だなぁと思うことが
あります。


現在、住基カードがあれば役所に行かなくても
住民票の写しや印鑑証明書などを取得できたり
登記の申請はオンラインで可能だったり、
電子媒体の導入で便利になってきてはいると思いますが
遠い役所に行って手続きしなければならない場面が
まだまだたくさんあると思います。

近い未来にそういったものが全部
自宅やコンビニで行えるようになると非常にうれしいです。

最近ではマイナンバー法案が可決しましたが、セキュリティの問題
が懸念されていたり、開発に費用がかかりすぎるなど、
新しいシステムの導入には問題が多々あるものだと思います。

私はエンジニアではありませんし、専門知識もありませんので、
開発する人の苦労がわからない立場であり無責任かもしれませんが、
ぜひ今後もインターネットを通したシステムが発展して
より便利な世の中になるとうれしいと思います。

たとえそれで、私の仕事が一つ減ったとしても
便利な世の中のほうを選ぶと思います。


司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月24日 金曜日

非嫡出子の相続分

東京では最近、だいぶ気温が上がってきて、夏らしくなってきました。
そろそろしたら梅雨を向かえてじめじめする季節がやってきますが、
熱中症には気をつけてください。



さて、本題ですが、現在、非嫡出子の相続分は嫡出子の2分の1と
規定されています。

つまり、同じ親から生まれたとしても、親が婚姻関係にあるかどうかで
相続分に差が出るのです。

この規定に関してかつて最高裁判所でも争われたことがあり、
その際には合憲と判断されました。

しかし、今年の7月、この規定について再び最高裁で争われることに
なりました。しかもこの審理を最高裁判所の大法廷で争われることに
なりました。

最高裁には大法廷と小法廷があり、大法廷は過去の判決を覆す場合や
違憲判決を出す場合に開かれる場所です。今回の事件は大法廷で開かれる
ことになっており、違憲判決が出るのではないかと言われています。


以前の考えでは、非嫡出子と嫡出子の相続分に差を設ける規定は
一夫一婦制を守るために適切な手段だと考えられてきました。

しかし、親を選べない子どもにとっては親の選択によって
不利益を被ることがあるのは適切とは言えないような気がします。

両親が結婚するかしないかは子どもには選択の余地がありませんから、
制度としては間接的な政策であるという印象を受けます。

今回の裁判でどのような判断が下されるかとても興味深いです。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月21日 火曜日

スマートフォン

私は今年、初めて携帯電話をスマートフォンに機種変更しました。
使い始めて2ヶ月ほどたち、だいぶ使い慣れてきましたが、
なぜいわゆるガラケーというのがなくなってきているのでしょうか。

私はガラケーのままでもよかったのですが、インターネットでサイトをよく
閲覧しており、ガラケーに対応できないサイトも増えてしまったため
スマホへの変更を決意しました。

インターネットを利用したアプリを使ったり、サイトを見たりする際には
とても使いやすさを感じますが、
バッテリーはすぐになくなるし、タッチパネル式だから
ボタンの押し間違えも多く、イライラさせられることが多々あります。


ガラケーにもスマホにもそれぞれメリットがあり、どちらも共存する価値は
あるような気がしますが、携帯会社もいずれはガラケーをなくしていきたいという
意向のようで、ユーザーは携帯会社の指針には逆らえません。

最近、ガラケー風のスマホが発売されるらしく、ガラケーのシンプルさが好きな人
にはスマホへの移行にも踏み切る人がいるかもしれませんね。

なぜ、そろいにそろってスマホはあのデザインなのでしょうか。
スマホが世に出回り始めた頃は四角いパネルを耳に当てる光景には
少し違和感を覚えたものです。

そして、スマートフォンなのにスマフォではなくスマ「ホ」なんですね。

スマートフォンにはまだまだなぞが多く、勉強していきたいと思います。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月17日 金曜日

carbon copy

一見、なんの言葉かわからないものでも
意味を調べるとその言葉を記憶にとどめておけることができる
と思います。

試験勉強をはじめ、言葉を暗記しなければならない場面が
あると思いますが、丸暗記というのはつらいときがありますし、
丸暗記したものはすぐに忘れてしまうことも多いように感じます。

私事ですが最近、e-mailの宛先に使うcc とbcc について
覚えました。

もちろん以前から用途は知っていたのですが、
どちらがアドレスを表示させるのかさせないのかを忘れることがあり、
そもそも、ccってなに?と疑問に思っていました。

cc とは、carbon copy を表し、昔は、同じものを複製する際にカーボン紙を
用いていたため、現在は同じメールを複数の人に送る場合に用いられる言葉
になりました。

ちなみにbcc のbはblind です。つまり「見えない」 という意味だから
メールを送った相手にアドレスを表示させないようにするには
こちらを使って送ります。

こんなこと、ご存知の方は多いのだと思いますが、
言葉は何気なく使うのではなく、
意味を知って使うと、間違えないし、忘れないなぁと改めて感じました。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月14日 火曜日

夏の参院選

夏の参議院選挙は憲法改正について
国民に問われる機会になるようです。

特に、話題に上がっているのは96条の改正です。
自民党草案によれば憲法改正の条件の一つである
両議院の賛成を3分の2から2分の1に緩和するようです。

憲法改正については国民の皆さんがそれぞれ意見を持って
いらっしゃると思いますが、
そもそも憲法とはどのような法律かということは考えたことはありますか。

憲法とは、国家の権限や組織を規定し、
国家権力を制限し、国民を不当な国家権力から
守る役割も担っています。

私人間の関係を規定するものが民法ならば、
憲法は国家と私人の関係を規律するものです。

自由権をはじめとする人権が規定されている憲法ですが、
これらは本来、国家権力による干渉を想定しているものです。

このような点は民法の権利と大きく異なる点です。

しかし、近年ではプライバシー権だとか環境権といった
私人間でも争いになるような新しい人権の概念が存在している
ことも確かです。

ただ、憲法を改正するべきか否かについて考えるとき
憲法本来の役割が失われないかどうかということも
視野に入れて考えてみるのもよいかもしれません。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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2013年5月13日 月曜日

乗り物の仕様

仕事で都内以外の場所へ行くことがありますが、地方に行くと駅や電車などで
23区では見慣れないものを目にする機会があります。

先日、埼玉のほうに行った際、乗降する際に自分でボタンを押さなければ
ドアが開かない仕組みになっている電車に乗りました。

これまで生活してきた中では初めてで、自分の降りる駅に着くまで周りの人を
よく観察して、いざ自分が降りるときに困らないようにしました。

外国人ならともかく、どうやって降りるんですかとはなかなか聞きにくいものです。

ただ、このような仕組みは寒い冬にはありがたいだろうなぁと思いました。

さらに次に、2両構成の小さな電車に乗ることがあったのですが、それは
いわゆる路面電車のようにワンマン運転を行っている電車でした。

どうやら、駅によっては駅員さんがいない駅があるようで、
その駅で降りるときは、車両の一番前のドアしか開かないようになっており、
切符はそのときに運転手に見せて降りるようにアナウンスされていました。

お客さんの中には、降りたいのにドアが開かないと困っていらっしゃる方も
いらっしゃいました。

2両目に乗っていて、いざ降りようとするとき、前方のドアしか開かないことが
わかったら、降りそこねる人がいらっしゃるのではないかと少し心配です。

地方によってそれぞれ乗り物の仕様が違うということを勉強する機会になりました。
日本国内だからといって、安心してはいられないことがわかりました。
このような地域独特のものに触れることは面白い体験です。





司法書士法人I'll 事務員

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2013年5月 9日 木曜日

"間違った"日本語

以前から「ら抜き言葉」という間違った日本語の使い方が
指摘されるようになりました。

たとえば、「食べれる」だとか「見れる」といった言葉です。

学校でも誤った使い方だと習いましたが、言葉は時代とともに
変化して、使いやすいように自然と変化していくものであり、
「間違った」や「誤った」日本語という言葉自体適切ではないと思います。
実際に、古文の授業で扱うような古典的文章が今の日本語の知識だけでは
読解することができないというのがその証拠です。

私は若者の言葉遣いに過剰に反応したり、嫌悪を示したりする大人たちを
見ると、そんなに嫌うことでもないのになどと思っていました。

しかし、私も最近、テレビなどで、特に若い芸能人が使っているある言葉が
引っかかることがあり、私も言葉遣いに反応する大人たちの気持ちが
少し理解できるようなときがあります。

それは、
「すごい」という言葉です。

「すごいおもしろい」とか「すごいたのしい」とか
最近、「すごく」ではなく、「すごい」という言葉を使う人が増えた気がします。


「すごい」は連体形(もしくは終止形)、「すごく」は連用形の活用なので
その法則からいくと「おもしろい」や「たのしい」などの形容詞に
付ける場合は「すごく」が正しいと考えられます。

意味は通じるので、問題ないといえば問題ありませんが、その使い方を耳にすると
違和感を感じます。


新しい言葉というのは比較的若い世代から生まれることが多いような気がします。
なぜ若い人たちから新しい言葉や新しい言葉遣いが生まれるのかとても興味深い
です。


年配者の方にしてみたら、今まで慣れ親しみ、長年の経験からそれが一番
合理的だと考えられていたものが理不尽にも変化していくことに嫌悪や怒りを
覚えるのかもしれないなどと私は勝手に想像しました。

どちらにせよ、大事なことは過去と現在の両方を知り、なぜ変化したのか
ということをふまえつつ、伝達手段である言葉の本来の機能が失われないように
使っていくことではないかと考えた今日この頃です。


司法書士法人I'll 事務員 
utsuno

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2013年5月 7日 火曜日

富士山

ゴールデンウィークが終わりましたが、
みなさんはどのようにお過ごしでしたか?

ゴールデンウィーク中に富士山が世界遺産に
認められるといったニュースもありました。

富士山は自然のものだから、以前は自然遺産の
登録をめざしましたが、ごみの問題で断念したそうで、
今回は文化遺産の登録が決まったようです。

ごみの問題で自然の山が自然遺産として登録できないという
のはなんとも情けないような気がいたしますが、日本人にって、
富士山は特別な存在だということが認められたことは嬉しいこと
だと思います。

富士山は日本で古くから信仰の対象であるとともに、芸術の題材
にもなり、文化の発展に影響を与えてきたことが、文化遺産に認
められた理由だそうです。

私は富士山に登ったことはありませんし、富士山を見ること
ができる場所にも住んだ経験もありませんが、それでも、
電車の窓や展望台はもちろん思わぬところで富士山が
見えるとなぜか嬉しい気持ちになります。
日本人にはそういう方が多いのではないでしょうか。

私は日本人にとっての信仰の対象と聞いて
少し大げさな感じもしましたが、昔から
誰かから教わられたわけではないのに、
自然と日本人にとっての特別な存在に
なっていることは不思議なことだなぁと
思うと同時にそれが富士山の偉大さ
なのかもしれないと感じました。



司法書士法人I'll 事務員
utsuno

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