所長ブログ

2012年6月14日 木曜日

法務局でのやりとり・・・

法務局で謄本の受け取りをしていたところ、
隣でご高齢の方がやや怒り気味の感じ・・・
何だろうと思って謄本の確認をしながら何となく聞いていると、
「売ったはずの土地の税金が来てるのがおかしい!」とのこと。
お分かりの方もいらっしゃると思いますが、
法務局は税金のことは関知していません。
法務局の職員(謄本の窓口は今は民間の職員ですが)
そんなやりとりが3回くらい続いていました。
いや、私が行く前からそのご老人はいらっしゃったので、
もっとやってたかもしれません(・_・;)
でも市役所に行ったら法務局で確認してくれと言われたと
引き下がりません(・_・;)
窓口の方も市役所の担当者が何と言ったかは知りませんがと・・・

私は基本的に近くでそういうことがあっても
口出しするタイプではなかったのですが、
その時は口出ししてしまいました。

売ったのはいつですか?って。
固定資産税は1月1日現在の登記簿上の所有者に課税されるからです。
今年になってから売ったのであれば、課税されるのは仕方ないことだからです。

しかし、契約は数年前にされているようで、(19年とかだったかな?)
登記もしてあるはずだとのこと。

でも契約が数年前にされていても、
所有権移転登記がされていないことってあるんですよね。

なので、市役所の担当者の方はその名義を確認するように
法務局で確認してくださいと言ったのだと思います。
それが、税金のことを法務局で確認してくださいと言われたと
誤って伝わってしまったのですね、おそらくですが。

その結果までは見届けずに来ましたが、
おそらく「名義が変わっていない」で解決だと思います。

投稿者 司法書士法人I'll